英語を最速で習得できる「カランメソッド」のメリットとは?デメリットはある?

英語を短期間で習得するならカランメソッド

カランメソッドとは、イギリスで生まれ育ったロビン・カラン氏が1960年代に開発した、英語を短期間で習得する学習法です。カラン氏が開発した学習法(メソッド)であることから「カランメソッド」と呼ばれています。

カランメソッドは通常の学習時間に比べ、半分から4分の1まで短縮できるとも言われ、業界でもかなり話題になっている学習法です。

かつてイタリアで英語を教えていたロビンカラン氏は、それまでの英語の授業ややり方に疑問を持ったことをきっかけに、10年以上もの年月をかけて研究を行い、そこで得られた結果をもとにカランメソッドを開発したのです。

カランメソッドの特徴は、通常の勉強法とは異なる「英語を聞いて日本語訳をし、日本語で考えて英訳する」というプロセスを経ない、スピーディーな会話をすることを目的とした学習法である、という点です。

カランメソッドでは「講師の質問の後にすぐに解答しなければいけない」という通常の会話に比べてかなり早いスピードで、なおかつ絶え間なく質疑応答が繰り返されることもあり、非常に高い集中力を持って学習するような進め方をします。

聴いてすぐに答える、という繰り返しで、実際の英会話のなかでも質問に対してすぐに返答できるようになり、スピーキングの反応速度を上げることができます。

こういった、いわばハード学習法を行うことで、なネイティブの話す速い英語を聞き取ることができ、質問に対しても迅速的確に返答できるようになり、結果的に短期間の英語習得に結びつくわけですね。

カランメソッドの授業は意地悪!?

では、カランメソッドの授業内容についてもう少し詳しくお伝えしましょう。授業は教科書の内容を先生が質問し、生徒が回答するという流れで進められていくのですが、先生の質問が若干意地悪をしているのではないかと思えるほどスピーディーに投げかけてくるのです。

最初はもちろん戸惑うわけですが、だんだん慣れてくると、日本語に置き換えて考えるまでもなく、瞬時に英語で理解して回答ができるようになるわけですね。

質問は必ず2回繰り返されるため、最初聞き逃したとしても、2回目で把握することができるというシステムになっています。また、相手の質問の内容を基準にして回答するというのがベースとなっているので、常に相手の話に集中しておかなければならない、という事が求められます。

さらに、質疑応答にはリズミカルに行わなければならないため、ゆっくり考えている時間はありません。まさに、日常、日本人と日本語で会話をしているように、瞬時に回答しなければならないため、スピードと集中力を必要とします。

ただし、それだけに間違った回答をする可能性も高くなるのですが、間違ったとしても、すぐに指摘して訂正してもらえるので都度間違いを正すことができますし、また間違うこと自体に免疫がついてきますので、どんどん話ができるようになるというメリットもあります。

カランメソッドのレベルは12段階あり、次第に難易度は上がっていきますが、おのずと自分の英会話能力もどんどんレベルアップできる、非常に体系的なプログラムとなっています。

カランメソッドのメリットとデメリットについて

カランメソッドの大きなメリットとしては前述したように、英語で話しかけられた際に、瞬時に英語で回答することができる能力が身につくこと、すぐに間違いを訂正してもらえることによって、正しい文法や表現方法を学べるということです。

またそれにより英会話に対する抵抗がなくなります。ただし、スピーディーな会話形式の授業であるため、こちらも前述したように、先生の質問が負担に感じたり、意地悪に思える場合もあるかもしれません。

特にメソッドを始めた当初はそういった印象が強くなることもあるようですので、そういった点はデメリットとなるかもしれませんね。また、カランメソッドはイギリスで開発された学習法であるがゆえ、アメリカ英語ではなくイギリス英語がベースとなっています。

アメリカ英語を主軸に勉強してきた方にとってはデメリットとなる可能性もあります。さらに、実は国内で、正式にカランメソッドの指定校として認定されているのはわずか3社のみで、他の非認定校の場合、正式なテキストや公式アプリなどが使えないため、授業の質が大きく落ちることなります。

この点についても注意してカランメソッドを受講する際には、必ず指定校で学ぶようにしましょう。

カランメソッド最大の効果は英語習得時間の短縮化

カランメソッドで英語学習を行う事によって得られる最も大きな効果は、やはり英語習得時間の短縮化にあります。通常、ケンブリッジ英語検定試験に合格するために必要な時間は約350時間かかる、といわれていますが、カランメソッドであれば約80時間と、何と4分の1の時間まで短縮できたというデータもあるようです。

これはやはりカランメソッドを行い、スピーキングの反応速度とリスニングの理解速度があがることで、「英語脳」と呼ばれる状態を作ることができるからに他なりません。

英語脳とは、先程申し上げたような、「一旦日本語に置き換える」という事を行わず「英語を英語のまま理解できる」状態のことをいいます。カランメソッドは、この「英語脳」の習得を目指すことができる勉強法です。